忙しいイメージがあるのは勤務時間が原因
10月 1st, 2016
プログラミング言語を扱う職業であるシステムエンジニアには忙しいイメージが強いだろう。そのイメージを抱かせている大きな要因になっているのが勤務時間の問題だ。システムを開発する場合、クライアントとの契約の中に納品日の規定があるはずだ。納品日に間に合わせるために日にちが近づくと深夜まで作業を行うことが多い。昼に作業する人と夜に作業する人で作業を分担して、1つのものを完成させて納品日に間に合わせるのが目的である。しかし、納品日に間に合わなければ開発チームのリーダーがクライアントへの謝罪や協力してくれた企業への謝罪で人一倍忙しさを感じることになる。
そのような事態を避けるためにも持っている技術をフル活用して作業にあたる。この状態が忙しいイメージを与えているのだろう。納品した後も開発したソフトウェアへのケアに追われることになる。コンピューターが正確に作動していても、開発したソフトウェアにアクシデントが発生すれば、誤作動を起こす場合がある。ソフトウェアが起こした問題を早急に解消しなければ、ソフトウェアを利用してくれているユーザーからのクレームが殺到する可能性がある。クレームで済めば、まだ傷は浅いが、ユーザーが逃げて行ってしまってはリーダーの責任問題になる可能性もある。
そのような場面を起きないようにするため、ソフトウェアが使用されてからも不具合の対応に力を注がなくてはならない。不具合の対応には徹夜で取り掛かる場合もあることを考えると、忙しいことも想像できる。基本的に忙しい時期は納品日間近と納品した後の少しの期間だと考えられる。それが過ぎれば休養もあるため、忙しいことばかりではないだろう。